「クルーシャル・カンバセーション」モニター講座を
開催
当社の教育研修プログラム「クルーシャル・カンバセーション」のモニター講座を、2024年6月5日(水)に開催しました。当日は計8社の皆さまに参加いただき、盛況のうちに終了しました。ご参加いただいた皆さま、お忙しい中お集まりいただき、誠にありがとうございました。
「重要な会話」からより良い結果を得る
「クルーシャル・カンバセーション(Crucial Conversations)」という言葉は、なじみがないかもしれません。直訳すると「重要な会話」となります。アメリカのクルーシャル・ラーニング社が提供する実践的なコミュニケーションスキルとして、注目の研修プログラムです。フォーチュン500社からスタートアップ、政府機関から教育学区まで、世界中の組織で取り入れられています。
この研修プログラムにおいて「クルーシャル・カンバセーション」は、以下の3つの要素が同時に含まれる「重要な会話」を指します。
- 反対意見がある
- 重要な結果を伴う
- 強い感情にとらわれる
「重要な会話」とは、「会社の存亡がかかる重大な会議」のような場面だけを指すわけではありません。例えば、「上司から伝えられた納期が、実現不可能だと感じたとき」「仕事で忙しくしているのに、家族が分かってくれないと感じるとき」なども、「クルーシャル・カンバセーション」が起きる状況です。
こういった状況で、皆さんはどのように対処するでしょうか。率直に思うところを伝えようとして、気がつけば口論のようになっていたり、黙っていることでその場は穏便に済ませたものの、仕事の進め方や、関係の構築など、その後を考えると結局うまくいかなかったりしたことがあるかもしれません。
研修では、「重要な会話」の場面で正しい会話を選択し、行き詰まることなく前向きな対話を促進することを目指した、実践的なスキルを学びます。意見の相違を対話に変え、人間関係を強化し、より良い結果を得ることで、個人と組織に成功をもたらします。
相手の思考と伝え方を考える機会
このクルーシャル・カンバセーションをより多くの方に知っていただくことを目的として開催したのが、冒頭で述べたモニター講座です。通常のセミナーをぎゅっと濃縮した1日間でしたが、アンケートやインタビュー等でも、大変ご好評をいただくことができました。
ここでは、受講後のインタビューからピックアップしてご紹介します。
Q. 研修の内容は有益でしたか?
A. 非常に有益でした。社内の研修に仕立てられないかと思っての参加でしたが、それだけでなく家族の顔が思い浮かび、プライベートでも活かせると感じました。
(株式会社東京海上日動HRA I様)
Q. 研修で学んだスキルはすぐに実践できそうですか?
A. 私は管理職なので、職場では多くの部下や若い方と話す機会があります。そういった場面で相手がどのような考えを持っているのかを考えながら、また、それを元にこちらからどういう風に伝えるのかを考えられる機会になりました。仕事や業務の中で実践していきたいと思いました。
(マルホ株式会社 O様)
当社でも前例のない企画でしたが、クルーシャル・カンバセーションの魅力を広める貴重な場となりました。引き続きこのような機会を設けながら、当社と、当社のサービスを、多くの方に伝えていきたいと思っています。
今回のモニター講座や新たな企画など、当社の公式SNSアカウントでも、情報発信しています。上記インタビュー映像も、公式YouTubeチャンネルにて公開予定です。その他にも、さまざまなコンテンツを定期的に公開していきますので、ぜひフォローやチャンネル登録をお願いいたします。
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田島 隼耶
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