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研修講師の「インストラクションスキル」

受講者に「気づき」を与える研修

受講者の役に立つ研修を行うために、教育研修担当は何をすれば良いでしょうか。研修の実施は、「受講者の声」がもっとも多く挙がる段階です。ズバリ、講師の力量が結果(声)を左右します。

皆さん自身や、社内の人が講師を務める、外部講師に依頼する、いずれの場合も、以下の3項目を常に意識し、実践していくことが必要です。

  • [1]分かりやすい説明
  • [2]意見を引き出す
  • [3]マインド
  • [1]分かりやすい説明

    説明のポイント

    1. 全体から部分へ
    2. 話しすぎない
    3. 表現の工夫
    4. 的確な具体例や例え話

また、講師の伝え方も重要で、立ち居振る舞いや動き、表情や声の調子などに注意が必要です。

[2]意見を引き出す

参加型の研修、つまり、講師の一方向的な説明ではなく、講師と受講者との双方向的なやりとりがある研修は、受講者の参画意欲が高まり、研修全体が活性化します。

何かの説明が終わったら、「質問はありませんか」と言うだけにとどまらず、「今の説明内容に○○さんは同意しますか」「今の説明内容について、○○さんはどう感じたでしょうか」といった“意見”を求める問いかけをします。講師としてはどのような意見が出るか心配になるところですが、こうした双方向のやりとりの延長線上に、「気づき」が生まれてきます。

[3]マインド

分かりやすい説明をするにしても、意見を引き出すにしても、講師としてのマインドのありかたで、その成否が分かれます。企業研修のおもな目的は、課題の解決です。「私は受講者の問題解決をサポートするのが役割だ」と考え、上から目線にはならずに、「どうしたら、今日集まった人たちの役に立てるだろう」というマインドで研修に臨むのが良いでしょう。受講者は、そうした講師のマインドをよく見ているものです。

初めて教育研修担当になった方へ

→「インストラクションスキル:基本編」をもっと詳しく

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