パーソナリティ診断とは
人格、性格などの人が持つ傾向を診断すること。近年は、「パーソナリティを仕事に活用することを目的に開発された診断」が一般的になっている。診断の内容は、基盤とする理論の違いにより、数種類確認することができる。
パーソナリティ(性格)をどうとらえるかについては、「類型論」と「特性論」がある。類型論は、一定の理論に基づいて性格を分析し、いくつかの性格類型にまとめる。代表的なものとしては、ユングの「タイプ論」がある。類型の数は、4種、8種、9種、16種とあり、各理論により異なる。類型論は、全体としての自己をみる場合や、周りの人との交流方法を考える場合に有効と言われている。
一方特性論は、「意思が強固」「物静か」「自信がある」といった特性の違いと組み合わせに基づいて性格を理解しようとするもの。特性論では、特性を生み出す元である「因子」の研究が続けられ、80年代には性格の5因子(ビッグ・ファイブ)が提示された。現在ビッグ・ファイブは、パーソナリティを測定する際に世界で最も信頼性が高いとされている。
ラーニング・マスターズは、「ビッグ・ファイブ理論」に基づいたパーソナリティ診断「Facet5」を提供している。
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