レジリエンスとは
回復力、復元力、弾性などを表す言葉。メンタルヘルスの領域では、上から押されたバネが元に戻ろうとする力というイメージで、「ストレス状態のような危機からの回復力」「危機耐性」のことを言う。医学博士の藤田紘一郎氏はレジリエンスを、「こころと体の免疫力」と呼んでいる。また、国の施策の1つである国土強靭化計画では「国土強靭化-ナショナル・レジリエンス(防災・減災))という名称で「レジリエンス」が用いられている。
同じ刺激(ストレッサー、出来事)でも人によりストレスの感じ方が異なるため、レジリエンスを高める方法も人により異なる。したがって、自身が何にどのような、あるいはどの程度のストレスを感じるのかについてまず知ることが肝要である。そのうえで、自分に合ったレジリエンス強化を行う。
ラーニング・マスターズは「レジリエンス」をテーマに、メンタルヘルス一次予防を目的とした教育研修プログラム「ストレスをパワーにかえるためのレジリエンス強化」を提供している。プログラムでは、多大なストレスにさらされながらも、健康で、かつ、高い生産性を維持している人が持つ共通要素である「4C」を紹介し、レジリエンス強化を支援している。
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