「企業が成長し続けるには、人材の育成が欠かせない」と言われる。その背景には、めまぐるしく変わる環境の変化があり、変化に対応するためには、常に学習する姿勢が欠かせないからだ。人は、誰もが成長を望んでおり、学習は成長を可能にする唯一の手段である。 学習する人の集まりが学習する組織を構築し、変化に対応して成長し続けることができる。学習する職場の特長には次のようなことが考えられる。
- 共通の使命やビジョンを職場のメンバーが共有している
- 企業理念やビジョンを職場のレベルにまで落とし込みそれを共有している
従って目標を共有しているだけでなく、何のために目標を達成しなくてはならないかを職場のメンバーが知っている
- 企業理念やビジョンを職場のレベルにまで落とし込みそれを共有している
- 従来のパラダイム(固定観念)に影響されず、環境の変化にあわせ柔軟な考えを持つことができる
- 現状に合わないと感じるパラダイムには、“何故”そのような行動をとる必要があるのかといった疑問が出され、必要があれば修正できる
- 職場の中で対話が成立している
- メンバー相互が自分の意見を率直に話せる雰囲気(信頼感)があり、かつ何か困ったことが起きたときに皆で、知恵を出し合う風土がある
- 職場のメンバーが絶えず自分自身の成長に情熱を持っている
- メンバーが自分自身のビジョンを語ったり、自分が勉強していることについて意見交換している
- 多角的な視点で物事をとらえている
- 社内・外のお客さまのニーズや価値観の変化についてよく職場で話題になる。また、自部門の強み・弱みについて率直に話し合っている
このような職場を構築していくために管理者やメンバーに求められるものがある。
まず、自分自身のセルフコントロールである。変化が起きたときにやみくもに反応するのではなく、立ち止まって頭の中を整理する時間をとることが必要である。
次に重要なことは社内外、年代を問わず、人的なネットワークを持っていることである。ネットワークを作ることはそれほど難しくはないが、維持することが大変である。そのためには、自分の方から情報発信ができることが求められる。
最後にコミュニケーション能力である。これは自分の見解に執着せず、相手の意見に耳を傾けることができることや自分の考えをわかりやすく相手に伝えられることなどが含まれる。
