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「パーソナリティ診断(Facet5)」による社員の相互理解と組織開発
【ホスピタリティエージェント様】

「実りあるイベントの成功」をコンセプトに掲げ、年間3千件あまりのイベントを手掛ける、企業イベントのスペシャリスト集団、株式会社ホスピタリティエージェント様。先日実施された「リーダーシップ研修 -自分を知り、仲間を知る-」ワークショップでは、ラーニング・マスターズの診断ツール「パーソナリティ診断(Facet5)」を活用していただきました。

株式会社ホスピタリティエージェント
代表取締役 上市 眞一郎 様(中)
コンファレンス事業部 清水 禎子 様(右)
人財工房ヒューマン・クラフト
<Facet5 販売パートナー>
Learning Designer 西谷 晴信 様(左)

インタビュー日:2018年6月4日
場所:株式会社ホスピタリティエージェント様のオフィスにて

ホスピタリティエージェントの上市様と、当日のファシリテーターをご担当された、人財工房ヒューマン・クラフトの西谷様から、今回のワークショップやFacet5についてのお話をうかがいます。【聞き手:ラーニング・マスターズ株式会社 田所 祐輝、渡辺 まゆか】

企業概要

社名 株式会社ホスピタリティエージェント
設立 2006年(平成18年)7月5日
資本金 3,000万円
URL http://www.hospitality-agent.co.jp/

今回のワークショップの企画に至った背景をお聞かせください。

上市様:当社には半年に1回、全社員によるミーティングや、その時々の状況に応じたトレーニングを受講する文化があるのですが、社内から「内製のトレーニングで知識やスキルを高めるだけでなく、外部講師による新たな視点でのインプットも得られるとうれしい!」という声が挙がっていました。

そこで、以前からお付き合いのあったヒューマン・クラフトの西谷さんに、「今以上のより良い組織にしていくために、何かできないか?」という相談をさせていただきました。

当時、解決が必要な「課題」は何でしたか?

西谷様:ホスピタリティエージェント様は、皆さんが1つの価値観を共有して仕事に取り組むことができている強い組織であると、日頃から感じていました。ただし、「今ある強み」も研鑽を忘れてしまえば、いつサビついてしまうか分かりません。

そこで、より一体感のある、さらに強い組織にしていくために、「お互いの強みと弱みを素直に見せ合って、互いの強みを活かし、不得手なことは支え合って仕事に取り組む組織文化を醸成する」というコンセプトのプランをご提案しました。

せっかく全社員が集まる場なので、いわゆる「組織開発」にも取り組んでみませんか、という考えです。

上市様:トレーニングの場を定期的に内製で開催をしていると、どうしても「若手の能力向上」というテーマに焦点が当たり、ベテランが若手に対して、ノウハウを伝えるような形を取ってしまいがちです。そのうえ、日々の業務に追われ、社内のコミュニケーションをしっかりと取ることが難しいと感じていたところに、外部の人財開発のプロフェッショナルの方に、「組織をさらに強くするために、社内で対話をする」というアイデアをいただいたので、このプランは皆にとって、きっと良い機会になると思いました。

「課題」に向けて、どのようなアプローチを取られたのですか?

西谷様:今回は、「半日程度という時間枠で対応してもらえないか?」というお話でしたので、あまり多くのことを詰め込むわけにはいきませんでした。そこで、ワークショップの中では、なるべく「インパクトのある良質な気づき」を生み出すことを意識して、プログラムをデザインしました。

加えて、研修後の取り組みに連動させることを考え、「パーソナリティ診断(Facet5)」のパーソナリティレポートをご提供することにしました。レポート結果をご提供することにより、自分の仕事における「強み」と「懸念点」に、いつでも向き合えるようになります。またワークショップ参加者の内省の内容と、社内の目標管理制度を結びつけて行動変容につなげることで、組織に定着するムーブメントとなるように心掛けました。

参加者の皆さんには、ヒューマン・クラフトが独自に実施している「宣誓書」を使い(笑)、自分がこれから何に取り組むのか宣言をし、上市社長にサインをしてもらうという、経営者と従業員の双方で、アクションプランを確認するような環境もデザインさせていただきました。

実施したワークショップについて、率直な感想をお聞かせください

上市様:まず、とても盛り上がりました(笑)。一緒に働くなかで、お互いのキャラクターを何となく認識できている状況ではありましたが、Facet5の結果を「共通言語」として、お互いのことをさらに深く理解しあえたのが良かったと思います。個人単位でも、「自分はこういう人間なんだ」ということを、あらためて自己認識できましたし、私自身も経営者として、「物事を動かすために、言うべきことを言う」という点について、今まで以上に意識的に実践していかないといけないな、という気づきが得られました。

参加者の声としては、過去に似たようなパーソナリティ診断を受けたメンバーも含め、Facet5のレポート結果に対しては、総じて「納得感がある」とか「再現性が高い」という声が挙がっていました。このレポート結果をきっかけとして、自らの行動を振り返ることができたのではないかと思います。

それと、西谷さんを絶賛する声が多かったですね!お人柄はもちろんのこと、ファシリテーターとしての話し方や話すスピードもすばらしく、「場の雰囲気も含めて、とても有意義だった」という声が目立ちました。発展的なテーマで、あらためて場を設けてほしいという意見もありましたので、継続的にご相談させていただけたらうれしいと思っています。

「パーソナリティ診断(Facet5)」をご活用いただきましたが、いかがだったでしょうか?

上市様:前述のとおり、診断結果については納得感が高いという声も多く、良いツールだと感じました。全メンバーを対象に実施したことで、お互いのことを理解し合うツールとして使えた点も良かったです。

西谷様:これまでの20年に渡る人材開発領域の経験の中で、いくつかパーソナリティ診断ツールを扱ってきましたが、その中でも、Facet5は「再現性」という観点で、精度の高い良いツールだと感じています。そのため、トレーニングやワークショップをデザインするときに、「参加者が納得感を持って結果を受け入れてもらえる」という安心感があり、ファシリテーションをする立場としては心強いです。

また、今回は、Facet5の結果を活用した「Teamscape」という組織のパーソナリティの分布状況を俯瞰して見ていくツールで、ホスピタリティエージェント様の組織としての課題についても問題提起をさせていただきましたが、このような形で個人レポート以外のアプリケーションが豊富にあることもFacet5の魅力の1つだと思っています。

上市様:Teamscapeから導き出された、当社が抱えているかもしれない「組織の傾向性」は、「意志(Will)」と「エネルギー(Energy)」の高い人が少ないというものでした。これは、実感している課題の1つでもあったので、「人を巻き込んで物事を進めていく役割を、誰かが意図的に担っていかないといけない」という点は、良い問題提起をいただけたと感じています。

Facet5に対して建設的なフィードバックをさせていただくとすれば、「このタイプの人にはどういう職種が向くのか?」とか、「パーソナリティのタイプごとの相性についての考察」みたいなものがあるとうれしいという声が、参加者から挙がっていました。また、「タイプについてのネーミングがイメージしづらい」という意見もありました。

西谷様:すべてのトレーニングやワークショップは目的も目標も異なりますので、その状況に合わせて、パズルのように組み込んでいけるユーティリティ性を持ち合わせているFacet5は、場をデザインする立場からすればとても使いやすいツールです。上市社長からいただいたフィードバックの「職種に対する向き、不向き」については、それを考察することができる機能も備わっていますので、時間の余裕があれば、そこまで踏み込めたなと感じています。レポートの中の表現については、確かにもう少し伸びしろがあるとは思っているので(笑)、今後のバージョンアップに期待しています。

最後に、今後の展望について、お聞かせください。

上市様:今回のワークショップで出てきた個々のメンバーの課題感を、社内の目標面談と組み合わせて、いつまでに何を取り組むかという点を明確にして定期的なサポートをしていけたらと考えています。

西谷様:レポートの中では、どうしても個人の懸念点やリスクという点に注目してしまいがちなのですが、パーソナリティにおける強みとリスクは表裏一体です。冒頭でも触れたとおり、ホスピタリティエージェント様は、同じ価値観を共有する一体感のある組織だという印象を以前から抱いていたので、その強みに対する自信も、今回をきっかけに持っていただけたらうれしいですね。

組織としては、「配慮(Affection)」のスコアが平均的に高いことが特徴だったのですが、それがあるからこそ、お客様のイベントにかける想いに寄り添って、丁寧かつ行き届いたサポートをすることができるのだと思っています。それは、他社に誇りに思ってほしいですし、対外的にもアピールしていただけたらと感じています!

――(田所・渡辺)本日はありがとうございました。

使用した診断ツール

受講者アンケート結果

株式会社ホスピタリティエージェント様で実施された「リーダーシップ研修 -自分を知り、仲間を知る-」ワークショップ終了後にとったアンケートの集計結果です。

PMI Registered Education Provider ロゴ、およびPMP 、PMBOK® Guideはプロジェクトマネジメント協会(PMI)の登録商標です。

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