必要なときに創造性を発揮することができる
5月24日(金)に、無料セミナー「創造的問題解決に欠かせない水平思考(ラテラルシンキング)」を開催しました。当社の研修プログラム「水平思考による創造力強化(ラテラルシンキング Lateral Thinking)」(1日研修)をベースにしたものです。13社13名の方にお集まりいただき、ワークを中心に進め、皆さん終始熱心にご参加いただきました。
参加の目的は、「とにかく会社で創造性発揮を求められる」「過去の成功体験から脱却が必要」との声が多く、「創造性」「変革」が以前に増して求められていると感じました。
セミナー当日の内容
研修では、アイデア創出に必要なステップとして、「焦点の重要性:何のためのアイデアが必要か」「アイデア創出のための3つの思考ツール(1. 代替案/コンセプト抽出 2. チャレンジ 3. ランダム入力)をご紹介しました。短い時間ではありましたが、ラテラルシンキングの「ツボ」はご理解いただけたように思います。
焦点の重要性
- 創造的なエネルギーをどこに集中させるか、最終的なアウトプットとして何を望むのかを明確にする
アイデア創出のための3つの思考ツール
1. 代替案/コンセプト抽出:- アイデアからコンセプトを抽出し、より多くの代替案を生み出す方法
- ポイント――優れたアイデアは数多くのアイデアを考えた結果として生まれる(質よりも量)
- 現状の商品やサービス、業務プロセスなどに対して、新しいアイデア(改善案)が浮かぶかどうかを検討する方法
- ポイント――優れたアイデアを生み出すには、何らかの「刺激」が必要。現状の改善に役立つ刺激は、現状を構成する項目や者を排除、中止できるかどうか
- 脈絡のない言葉を出発点として斬新なアイデアを生み出す方法
- ポイント――焦点(テーマ)とはまったく関係がない言葉を刺激として使うことで、斬新なアイデアが生まれる
今回は、「ツール(=道具)を提供した」状態であり、道具を使いこなすためには、練習と経験が必要です。どんどん試していただきたいと思います。
ご参加いただいた皆さま、ありがとうございました。
セミナー概要
タイトル | 創造的問題解決に欠かせない水平思考(ラテラルシンキング) |
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日時 | 2019年5月24日(金) 14:00~17:00 |
会場 | ラーニング・マスターズ株式会社(東京・五反田) |
講師 | パフォーマンス・コンサルタント 竹内 成司 |
内容 |
必要なときに創造性を発揮することができるためのツールの理解と習得
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次回開催予定
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