マネジメントで部下・メンバーのやる気と生産性を高める
10月11日(金)に、無料セミナー「部下が主体的に動くマネジメント」を開催しました。大型の台風が接近する中、ご参加いただいた皆さまには改めて御礼申し上げます。
管理者に期待される役割は、「組織目標の達成」です。しかし、目標達成のため、過去の経験や実績を元にして、自分が直接動いてしまう管理者が少なくありません。長い目で見ると、その状態は組織の発展の妨げとなります。
管理者に求められるのは、「部下やメンバーを通して目標を達成する」というマインドシフトと、それに必要な人材の育成です。業績の高い管理者が、部下やチームメンバーのモチベーションの維持や、生産性向上のために、日常のマネジメントで意識し行動している要素を「組織をまとめる6つのポイント」として研修プログラムで用いています。
「組織をまとめる6つのポイント」
(1)組織の理念を共有する
(2)ビジョンを共有する
(3)目標を合意する
(4)フィードバックを伝える
(5)援助する
(6)認める
セミナー当日の内容
セミナーではまず、参加者が所属する組織を、部下やメンバーの特徴から考えるところから始めました。「組織の目標を達成するために働くこと」がマネジメントですが、現在では、目標を達成するために「働く人の生産性の向上」と、「充実感の向上」に焦点を当てる必要があると考えられています。部下やメンバーの特徴が「主体的」「いきいきしている」となる職場を目指すためには、どうすればいいのか。これがマネジメントの切り口を考える1つ目の「生産性と充実感」です。
2つ目の切り口は、マネジメントを行う皆さんの経験です。ご自身のマネジメントに対して自己診断をしていただき、「組織をまとめる6つのポイント」のうち、多くの方が難しさを感じていた「(1)組織の理念を共有する」と「(2)ビジョンを共有する」の2つを中心にして、グループワークと個人ワークを行いました。
ご自分でいつでも確認できるよう、部門のビジョンをクリアファイルに入れているという参加者の方もいらっしゃいました。また、アンケートでもビジョンについて考えることができて良かったという声があり、大変ありがたいフィードバックをいただきました。何事においても、まず体験することが変化のスタートになります。ご参加いただいた皆さま、ありがとうございました。
当社の研修プログラム「部下の生産性と充実感を高めるマネジメントスキル向上」をもとに、通常は2日間をかけて学ぶ内容から、その一部を無料セミナーとしてご紹介しています。お客さまそれぞれの課題や目的に合わせたご提案を行っておりますので、プログラムやセミナーの内容にご興味をお持ちの方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。
セミナー概要
タイトル | 部下が主体的に動くマネジメント - マネジメントで部下・メンバーのやる気と生産性を高める - |
---|---|
日時 | 2019年10月11日(金) 14:00~17:00 |
会場 | ラーニング・マスターズ株式会社(東京・五反田) |
講師 | パフォーマンス・コンサルタント 﨑山 千春 |
内容 |
|
セミナー開催予定
- 12月6日開催 無料セミナー
変化の連続のマネジャーを救う道とは - (2020年度にも同様のセミナーを予定しております)
- ▽イベント・セミナー