卓越した組織への成長を後押しする人材育成
組織を育てる人材育成
私は、組織や企業のパフォーマンス向上をお手伝いするコンサルタントとして、30年以上教育研修に取り組んでいます。さまざまな人や組織のサポートを行う中で、当社や私個人の力だけでは到達できない、非常に大きな成果を得られることがあります。それは、お客さま、すなわち、企業内の教育研修担当者の皆さまの「人材育成」への理解や、熱意や思いが、組織風土の向上や卓越した組織への成長を後押しする場合です。
人材育成という仕事は、携わるのも対象者も「人」であり、私たちが提供する研修も、どのようにすれば「人」と「人」との間に良い化学反応が起こり、その「人たち」に自覚や成長を促すことができるかといったねらいで設計します。
研修を受講するのは、感情を持つ「人」という生き物です。すべてが事前の設計どおりに進むとは限りません。設計者が基本の品質を極めるだけではなく、研修を実施する講師も、受講者一人ひとりに合わせて情報の伝え方を工夫し、受講者がお互いに良い刺激を与え合うような場づくりをする必要があります。
また、人材育成は、研修を実施するだけで完了するものではありません。その組織がどのような成り立ちで今があるのか、風土はどうか、人事制度はどのようになっているのか、誰にどのような研修を行えば、良い方向に進むか…。研修で気づいたことを、現場でどのように実践するか、どうすれば継続的に改善していくかなど、多くの要素が絡み合います。
研修担当者は、組織の将来を具体的に作るために、自分自身の仕事が持つ意味や役割を、しっかり理解する必要があります。
研修担当者に求められること
こうした役割を理解している研修担当者は、自分たちの現在の状況や組織の問題を、私たちコンサルタントに熱心に伝え、思いや理想を語り、何があっても諦めず、周囲を説得し、動かします。
対象者の能力や成長を信じて待つことができる、その根底には愛情があるのだと私は思います。私たちもまた「人」なので、そうした担当者に出会うと、ともに問題を解決するパートナーとして、さらなる熱い気持ちが生まれます。
私たちは、研修担当者の皆さまと協力しながら研修を企画、実施するのと同時に、専門家としてのさまざまな知識や経験を共有し、研修担当者の皆さまに多くの気づきを得ていただけるよう努めています。
初めて教育研修に携わり、「どうしたらいいのか分からない」とお困りの方は、ぜひ当社にお声がけください。具体的な課題ではなく、曖昧な問題の「壁打ち相手」としてでも、ご相談いただけることを心からお待ちしています。
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