深い学びにつながる研修コースデザインの原理や原則を習得する、教育担当者や社内インストラクター向けのプログラムです。特に、参加者を巻き込む研修を作りたい、「気づき」をもたらす組み立てにしたいといったニーズに応える内容になっています。
ラーニング・マスターズが四半世紀にわたって培ってきた参加型(ラーニング・スタイル)のコースデザイン手法を、すべて紹介します。
- おすすめ
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階層・対象
- 人事・人材開発
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課題・テーマ
- インストラクション
- 研修デザイン
プログラム概要
目的 | 新規の研修や既存研修のコースデザインができるようになる。 |
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対象者 | 研修担当者、社内講師など研修企画に携わる方 |
人数 |
当社はお客さまと、1回あたりの人数、実施日数(所要時間)、開催回数と総受講者数などをご相談したうえで、お見積もりを提示しております。また、内容面も、お客さまの実施目的を伺ったうえで、一部カスタマイズし、実施しております。そのため、実施費用については個別契約になります。お手数をおかけしますが、概算費用については、当社までお問い合わせください。 なお、本プログラムを公開講座として当社内で実施する場合は、本サイトの「イベント・セミナー」にて、その内容と価格などの情報を掲載いたします。 |
期間 | |
価格 |
プログラム詳細
社内研修担当者が抱える、さまざまな段階での問題を解決します。
- 特定のテーマに関する研修の設計を依頼されたが、コースデザインの仕方が分からない。
- 現在行っているコースを見直したいが、どこから手をつけたらよいのか分からない。
- これまで自己流で研修の中身を組み立ててきたが、理論的背景がなく、不安だ。
受講後に期待される効果
- 理論に基づき、軸がぶれることのない、研修コースデザインができるようになります。
- 盛り込む候補となっているさまざまな研修コンテンツを、的確に取捨選択できます。
- 効果的、効率的に、研修を内製化できます。
特長
- インストラクショナルデザイン理論である「分析→設計→開発→実施→評価」(ADDIEモデル)の「設計」に焦点を当て、深掘りをしています。
- シンプルで、かつ、応用がきく考え方や手法を学ぶプログラムです。
研修スケジュール(標準の場合)
1日目 | |
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9:00 |
1. オリエンテーション
2. コースデザイン
※1 GIO:General Instructional Objectives ※2 SBO:Specific behavioral Objectives |
12:00 | 昼食 |
13:00 |
3. 4MATシステム~「気づき」をもたらす研修コースデザインのために~
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17:00 |
インストラクターから見たプログラムのポイント
参加者の経験や課題がまちまちでも、終了時点の満足度が高く、職場での実践につながる研修があります。そうした結果を生み出す要素は、研修コースデザインと研修インストラクターの、いわば両輪です。この研修では、受講者の効果的な学びや職場での実践につながるコースデザインとはどういうものなのかをみていきます。新しく研修の設計を担当することになった方、現行の研修の見直しを依頼された方、ぜひご参加ください。
※上記以外のインストラクターが担当することもございます。
開発経緯・歴史
このプログラムは、ラーニング・マスターズの米国パートナーであるハリー・ウッドワード博士(Dr. Harry Woodward)が開発したラーニング・スタイル・セミナーを、日本向けにしたもので、1992年に提供を開始しました。
それまでの日本の企業研修は、講師が一方的に話すだけの講義形式が主流でしたが、米国では、1990年代に入るころには、講師と受講者の双方向で進行する「ラーニング・スタイル」での研修が一般的になっていました。
プログラムの内容が、「良質な研修の設計方法」という、当社のノウハウそのものであるため、当初は積極的な販売はしていませんでした。しかし、顧客先各社で、企業研修の内製化が進み、そのサポートを依頼されることが増えたこともあり、このプログラムはむしろ世の中に広く知ってもらうべきだと、考えを改めました。
近年では、公開講座の実施とともに、積極的に販売活動をしています。また、一般社団法人日本能率協会(JMAマネジメントスクール)の公開セミナーとしても、ご好評をいただいています。