学習する組織

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これからの職場のあり方

「企業が成長し続けるには、人材の育成が欠かせない」と言われます。その背景には、めまぐるしく変わる環境の変化があり、変化に対応するためには、常に学習する姿勢が欠かせないからです。人は、誰もが成長を望んでおり、学習は成長を可能にする唯一の手段でです。

学習する人の集まりが、学習する組織を構築し、変化に対応して成長し続けることができます。学習する職場の特長には、次のようなことが考えられます。

  1. 共通の使命やビジョンを職場のメンバーが共有している

    企業理念やビジョンを職場のレベルにまで落とし込み、それを共有している。したがって、目標を共有しているだけでなく、何のために目標を達成しなくてはならないかを、職場のメンバーが知っている。

  2. 従来のパラダイム(固定観念)に影響されず、環境の変化にあわせ柔軟な考えを持つことができる

    現状に合わないと感じるパラダイムには、“なぜ”そのような行動をとる必要があるのかといった疑問が出され、必要があれば修正できる。

  3. 職場の中で対話が成立している

    メンバー相互が、自分の意見を率直に話せる雰囲気(信頼感)があり、かつ、何か困ったことが起きたときに、皆で知恵を出し合う風土がある。

  4. 職場のメンバーが絶えず自分自身の成長に情熱を持っている

    メンバーが自分自身のビジョンを語ったり、自分が勉強していることについて意見交換している。

  5. 多角的な視点で物事をとらえている

    社内外のお客さまのニーズや、価値観の変化についてよく職場で話題になる。また、自部門の強みや弱みについて率直に話し合っている。

このような職場を構築していくために、管理者やメンバーに求められるものがあります。

まず、自分自身のセルフコントロールです。変化が起きたときに、やみくもに反応するのではなく、立ち止まって頭の中を整理する時間をとることが必要です。

次に重要なことは、社内外や年代を問わず、人的なネットワークを持っていることです。ネットワークを作ることは、それほど難しくはありませんが、維持することが大変です。そのためには、自分から情報発信できることが求められます。

最後に、コミュニケーション能力でです。これは自分の見解に執着せず、相手の意見に耳を傾けることができることや、自分の考えを分かりやすく相手に伝えられることなどが含まれます。

住友 光男

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