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忙しい教育研修担当者が忘れてはいけない
ポイント

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企業の教育研修担当者が目指すべき目的

教育研修担当者の仕事とは

春が来ると新入社員がやってきて、その対応に手いっぱいのまま、気づけば梅雨になっている――企業の人材開発や教育研修担当の皆さまにとっては、よくある話でしょう。労働人口の減少に端を発する売り手市場など、新卒採用が企業にとって難しい状況もあって、最近では、現場に送り出した後も、教育研修担当が1年を通して新入社員のケアに関わっていくケースが増えています。単純に考えれば、教育研修担当の仕事がさらに増えていると言えます。

忙しい日々では、どうしても視野が狭くなり、目の前の業務に集中してしまいがちです。教育研修担当者が意識するのは、「研修の実施」ばかりになるでしょう。社内外で多くの人が関わりながら、予定の変更も難しい大変な業務です。最優先で取り組む業務であることは、間違いありません。

しかし、研修の実施が教育研修担当の仕事の一部分でしかないことは、忘れてはいけないポイントです。さらに意識すべきは、「なぜ、企業は社員を教育するのか?」の視点です。

企業教育の〈目的〉を達成するために

企業が実施する教育研修の〈目的〉は、何でしょうか? また、その〈目的〉を達成するために、必要なことは何でしょうか?

新入社員は、新人教育の最初期に自社の理念やビジョンを伝えられ、自身と組織の役割や目的を明確に認識できる機会があります。では、あなたが異動して教育研修担当者になったときに、その役割が持つ意味合いや目的を、丁寧に説明されたりしたでしょうか。そういう経験を持つ方は、きっと多くはないと思います。

新人対応も落ち着いてくる5月末に、「初めて教育研修担当者になった方に」と題して、こういった教育担当者に必要な視点や、企業教育の目的と、その達成のために必要となる考え方をお伝えします。最近教育研修担当者になったばかりの方や、あらためて教育研修担当者としての自身の立ち位置を考えてみたい方など、皆さんが一度頭の中を整理して考える時間にしていただければと思います。ぜひご参加ください。

林 健太郎

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