新入社員の育成を担うOJTリーダーへの支援
OJTリーダーへの支援を考える
年が明け、多くの企業では、4月に入社する新入社員を迎える準備、それと平行して3月までに新入社員フォロー研修を実施する時期です。新入社員フォロー研修のテーマは、「1年間の成長や変化に気づく」「1年間の学びをもとに2年目以降の行動を考える」など、「経験の振り返り」に焦点を当てた企画が主となるでしょう。
新入社員へのサポートは、多くの企業が工夫をしながら実施しています。では、新入社員の成長を促す役割である「OJTリーダー」に対する支援はどうでしょうか。
OJTリーダーの成長を支援するフォロー教育
OJTリーダーのおもな役割は、新入社員が業務知識や業務スキルをできるだけ早く習得することを目指しながら、職場で指導・育成を行うことです。OJTリーダーに任されるタイミングは企業によりますが、指導・育成の経験を持たないことも多いようです。
OJTリーダーが抱える不安
- どのように指導・育成を行えばいいか分からない
- 後輩のサポート経験はあるが、業務に関わる指導ができるか不安
- 新入社員とうまくやっていけるか分からない
未経験者を含むOJTリーダーのこうした不安を解消するため、そして理想的な新入社員教育のために、OJTリーダー研修を実施する企業もあります。しかし、事前のOJTリーダー研修で不安が軽減されても、実際にOJTを行えば、新たな不安や疑問が出てきます。
OJTリーダーの不安や疑問を解消し続けるためにも、新入社員と同じように、OJTリーダーに対してもフォロー教育が必要です。フォロー教育を実施することで、OJTリーダーの成長を促し、また所属する組織や企業にとってもさまざまな効果が期待されます。
OJTリーダーのフォロー教育で期待される効果
- OJTリーダー:指導・育成の基本を身に付ける
- 組織:人を育成する風土の醸成や強化
- 企業:将来のマネジメントを担う人材の育成
1月に開催する無料セミナーでは、「新入社員とOJTリーダーがともに成長できる教育を考える」をテーマに、新入社員もOJTリーダーも共に成長できる教育とフォローについて、実際の事例も交えて紹介します。OJT教育やOJTフォロー教育を検討中の方、OJT教育に課題を感じる方など、ぜひご参加ください。
- 【2024年1月開催】自己成長を促すOJT
- OJT教育は単なる「新入社員教育」ではありません。新入社員だけではなく、OJTリーダーの成長にも目を向ける必要があります。新入社員もOJTリーダーも成長できる教育を、実際の事例も交えて紹介します。