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人材開発を通した組織の成長と社会への貢献

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人材開発と組織開発の関係性

多くの企業で年度末を迎えますが、皆さんにとって、2024年度はどのような一年だったでしょうか。今回のコラムでは、個人的に2024年度を振り返り、人材開発の職務を通して感じたことをお伝えします。

受講者の成長が社会への貢献に

私は2024年に当社、ラーニング・マスターズに入社し、多種多様な企業の人材開発に携わることになりました。講師と営業担当を兼任する新たな分野での仕事を通し、人材開発とは、「人材」そのものへの貢献だけではなく、制度やしくみも含む「組織」の開発にまで関わり、長期的な視野を持って、お客さまの成長に携わる職務であるとあらためて感じています。

研修では、当社の教育研修プログラムや診断ツールが受講者に良い影響を与え、成長を促すことを目指しています。しかし、その成果は、受講者の満足や、窓口となる教育研修担当者の納得だけで測るものではありません。受講者や教育研修担当者が所属する組織に対して、研修を通じて何ができた/できるのかを、常に考え続けています。

受講者や教育研修担当者が、所属する組織にどのような良い影響を与えられるか? すなわち、研修の成果が――

  • 組織のビジョンや理念の実現にどうつながるか?
  • 組織の戦略の実現に寄与するか?
  • 組織の機能向上や成長につながるか?

講師として営業担当者として、目の前にいる受講者や教育研修担当者の満足の背後にまで想像力を働かせながら、研修の提案や実施、そして、実施後のフォローを行い、深く長くお客さまのお役に立てるようでありたいと、強く思います。

そうすることが、当社の企業理念である「人や組織が問題解決を通して、自ら学びつつ成長することを援助する」を真の意味で実践し、お客さまである組織、企業、さらに、広く社会全体への貢献にもつながると感じています。

これらを念頭に置きながら、2025年度も引き続き、より質の高いサービスを提供していきたいと思います。

伊津 佳紀

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