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忙しい教育研修担当者に大事な
仕事の「目的」

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教育研修の「目的」と、達成するために必要なこと

研修に追われて陥る落とし穴

多くの企業で第一四半期となる4月から6月は、教育研修担当者にとって、あっという間に過ぎていくものです。4月は新入社員の対応、5月からはそのフォローをしつつ、昇格・昇進者研修といった各種研修もあります。気がついたら夏になっていた、なんて方もいらっしゃるかもしれません。

日々、研修に忙しく追われていると、それだけで「教育研修担当者としての業務を全うしている」といった感覚になりますが、多くの場合、それは大きな勘違いです。教育研修担当者ですから、教育研修の実施が業務であることは、間違いありません。しかし、ここで忘れてはいけないのが〈目的〉です。

私には、小学生の子どもがいます。家で漢字の書き取りを見ていると、一生懸命書いている漢字が間違っていることがあります。宿題に慣れていない頃は、「間違ってても、1ページやったから終わり!」と言って、そのまま切り上げようとしていました。書き取りの作業、ページを埋めることそのものが、〈目的〉にすり替わっていたわけです。

これは、宿題に慣れていない子どもの話――であればいいのですが、大人でも、そして私自身も、油断するとはまってしまいがちな落とし穴です。

教育研修の〈目的〉とは?

教育研修の実施は、大変な業務です。かかりきりになってしまうのもやむを得ません。しかし、やることも多く、そして責任の重い業務であるからこそ、「やって満足」といった状態になりやすいものです。

漢字の書き取りの〈目的〉は、正しく書き写しながら、漢字を覚えることでしょう。間違えていても、とにかくページを埋めればいいというわけではありません。では、企業の教育研修の〈目的〉って何でしょうか? また、その〈目的〉を達成するために、必要なことって何でしょうか?

ぜひ考えてみてください。私からの解は、6月に実施する無料セミナーにてお伝えしたいと思います。

林 健太郎

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