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無料セミナーで振り返る2022年度の人材育成における課題

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2022年度の人材育成キーワードは

ラーニング・マスターズが2022年度に企画した無料セミナーは、新規6テーマを含む全13テーマ、年間で計31回を実施しました。大変ありがたいことに、今年度も多くのお客さまにご参加いただけました。

2022年度の人材育成における最も印象的なキーワードとして、皆さまはどのようなものを思い浮かべるでしょうか? 「人的資本経営」「パーパス」「Well-being」「エンゲージメント」「DEI」「「ジョブ型」「リモートワーク」「オフィス回帰」「リカレント」「リスキリング」「DX」「離職」「アルムナイ」など、キーワードはさまざまです。働き方や働くことに対する考え方が日々変化し、多様化していく現在、企業や職場、一人ひとりの置かれた環境によって、思い浮かぶ言葉は異なるかもしれません。

今回は、2022年度に当社がウェブサイトや無料セミナーで発信した情報から、特に注目されたり、多くの反響をいただいたテーマを3つご紹介します。

1. オンラインコミュニケーションの質向上

オンライン環境が前提となり、数年が経過しました。「いまさらオンラインコミュニケーション?」と感じる方もいるかもしれません。しかし、オンラインでのコミュニケーションが当たり前になったからこそ顕在化する問題への対応や、質の向上が、さらに求められているように感じます。

オンラインコミュニケーションの課題の例

「オンラインでは、新人育成が表面的になりがちで、新人の質が低いと配属先から苦言を呈された」

「マネジャーのオンライン1on1がメンバーに不評で困っている」

「オンライン環境でエンゲージメントがうまくいっている事例を知りたい」

企業によっては出社比率を高める動きも出てきています。一方で、従業員満足度や採用競争力を高めるために、テレワーク(在宅勤務、リモートワーク)が大きな条件の1つになっているのもまた事実でしょう。オンラインコミュニケーションに関する多くの悩みを耳にした1年でした。

2. セルフマネジメントの重要性

オンラインコミュニケーションは周囲との関わりですが、自分自身との関わりにも注目が集まっています。いわゆる「セルフマネジメント」です。在宅勤務など、他者の目線がない環境でどれだけ生産性を高められるかという話もあれば、ストレスをため込まないためにどうすればいいかというメンタルヘルスの話、多様な働き方から自身にとって最適な道を選べるかというキャリアの話など、さまざまな文脈で用いられます。人材の流動化がひとつのキーワードになる現在、人材育成は組織が行うべきか、それとも個人で取り組むべきかで頭を悩ませる教育担当者もいるでしょう。

個人の「自律」「自覚」「判断」「決断」など、セルフマネジメントは引き続き人材育成の重要なテーマになると予測しています。

3. フィードバックと内省の機会

上記2つのテーマとも相まって関心の高まりを感じるのが、フィードバックと内省です。テレワークの影響で、コミュニケーションの量や質が低下したり、以前より刺激が少ない環境で過ごすことで、自覚すべき課題に気づけなかったり、成長への感度が下がるケースも多いようです。

フィードバックと内省の課題の例

「マネジャーには、メンバーとの対話が本当にうまくいっているか考えてほしい」

「営業は基本的に1人で動くため、自分自身の面談の質について客観的に理解してほしい」

「環境のせいにせず、成長のための課題に向き合ってほしい」

こういった課題への対応の1つとして、客観的な指標に基づいた評価や課題認識の手助けができるアセスメントツールがあります。実際に、ここ数年のご相談は増加傾向にあり、来年度以降もアセスメントツールを活用したフィードバックと内省が注目されると考えられます。

2023年度も引き続き、無料セミナーを実施予定です。募集の開始は、イベント・セミナーページやメールマガジンでご案内いたします。メールマガジンでは、教育研修担者の皆さんのお役に立つ情報を月1回発信していますので、ぜひご登録ください。

北川 潤

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