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タブレットによる学習スタイル変化の可能性

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タブレット端末を試す

入社当時には想像もつかないくらいに、仕事も家庭も、状況が変化しました。毎日のように今までと違うことが起こり、1年のスピードが驚くほど速く感じます。このような背景もあり、時間のなさに焦りがありました。

そこで、あらゆる行動の効率化をして、時間を作り出さなければ前には進めないと考え、いろいろと方策を練り、戦略を立てました。

戦略のキーワードは、"スマート"。仕事も家庭も肉体も、スマートにするぞと決めました。私は、よく聞く"断捨離"の流行には乗らず、独自のスマート化を模索し始めました。

スマート化の問題解決策として、タブレット端末を購入。タブレットに期待したことは、「情報関連の時間短縮」です。情報の収集、保管、引出、整理などにかかる時間を、できるかぎり短縮したかったのです。特に、紙の資料やデータを探すことに膨大な時間を使っており、こんなに無駄なことはないと苦痛に感じていましたし、このまま何もしなければ改善しないことも理解していました。

「でも、それってノートパソコンでできないの?」、…誰かに言われそうな質問です。これに答えることが、タブレットを必要とする理由になります。

ノートパソコンとタブレットの大きな違いは、「印刷はしない」「マウスがない」「使用場所を選ばない」「使用時間が非常に短い」の4つでしょう。この違いが何を生んでいるかというと、「紙の削減」「操作スピードアップ」「いつでも迅速な情報収集」というメリットです。これらメリットは、私のスマート化戦略に必要な要素を十分に満たすものでした。

しかし、実際試してみると、いろいろと新たな気づきがありました。

タブレットの特長を一言でいうと、『通話のできない大きなスマートフォン』だと思っています。つまり、現在のタブレットはノートパソコンの代替にはならないということです。料理に例えて言うと、レシピを見て、食材をスーパーで購入して、冷蔵庫に保管し、まな板で下ごしらえするところまでを、圧倒的に効率化するのがタブレットで、調理をして食器に綺麗に盛り付けるのはパソコンにしかできません。そして、作った料理を眺め、食べることはタブレットが得意とするところです。ちなみにノートパソコンは、これらをすべて"無難"にこなせます。

モバイルデバイスを使いこなすことは、とてもおもしろく、奥が深そうだと感じています。特に、タブレット、スマートフォン、ノートパソコンのセットは、情報のインテリジェンス化を加速し、従来からの学習スタイルを大きく変えられる可能性を秘めています。

自分を実験台にして、いろいろと試していこうと思います。

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