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「気づき」を促すオンライン研修設計の留意点

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オンライン研修設計のポイントとは

以前のコラムで、社内研修の企画担当者や講師担当者向けのプログラム「オンライン研修コースデザイン」をご案内しました。今回は、あらためてプログラムの概要と、受講者をお迎えして実施した所感をお伝えします。


「オンライン研修コースデザイン」の概要

「オンライン研修コースデザイン」は標準の場合、各回3時間を全3回で学びます。

  • 第1回 集合とオンラインの双方に役立つ「研修設計の基本構造」
  • 第2回 オンライン研修設計の留意点
  • 第3回 受講者が担当する研修を実際に設計、それを改善していく「オンライン研修のトライアル」

まずは、「気づき」を促す参加形の研修をどのように設計するのか、というところから始めます。そして、設計した研修を、オンライン実施という環境を踏まえながら見直しを行います。最後に、受講者が設計した研修をその場で実施して、改善点を確認します。

重要なポイントは、以下の2点です。

  1. 参加型の「気づき」を促す研修の設計になっているか
  2. オンラインでの情報不足をどう補うか

環境の違いを補完する設計と運営

1. 参加型の「気づき」を促す研修の設計になっているか

参加者が「気づき」を得るためには、参加者自身が「考える」必要があります。参加者にどう考えてもらうか、考えた内容をどう整理するかは、従来の集合型の研修でも、オンライン型の研修でも同様に重要なポイントです。

実際の研修では、受講者から、設計者の意図とは違う答えが返ってくることもあります。さまざまな答えが出ることは、設計上問題ありません。しかし、実施に慣れていない場合などについやってしまいがちですが、意図された答えに誘導する流れを作るのは避けるべきです。参加者が自ら考える機会を妨げることになります。

実際の研修場面で意図と違う答えが返ってきた場合に、焦る気持ちはよく分かります。この「オンライン研修コースデザイン」では、そのようなときにどう対処すればよいかもお伝えしています。

2. オンラインでの情報不足をどう補うか

集合型に比べると、オンライン型の研修は、情報の質も量も違うため、それを補完する運営をする必要があります。設計時に意図した答えが導かれなくても問題はありませんが、研修自体が明らかに別の方向に進むことがないよう、情報をしっかり伝えます。

例えば、個人ワークやグループワークで何をどのようにしてほしいか、ワークのアウトプットは何かといった情報を、具体的に伝えることがポイントになります。特に、「気づき」を適切に促すためには、考えることや対話が鍵になります。できれば、口頭だけではなく文字やビジュアルで示し、各ワークが適切に進むよう参加者の理解を助ける必要があります。今回の受講者の方々には、何をどのように参加者に示すと良いかを、実際の例を使ってお伝えしました。

集合研修のオンライン実施は、春から緊急的に実施し始めたためにまだ手探り段階の部分も多く、今回は、当社がオンライン研修で培ったノウハウを、そのままお伝えする形で進めました。さらに経験を重ねて、より皆さまのお役に立つプログラムとなる予定です。

「オンライン研修コースデザイン」を自社で実施したい、または受講したいという方は、ぜひ、当社パフォーマンス・コンサルタントまで、お気軽にお問い合わせください。

近藤 克明

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