印刷範囲
全体プリント
本文プリント

重要な会話で相手にうまく伝えるスキル

投稿日:

誰とでもどんなことでも話し合う組織

重要な場面で表れるコミュニケーションの課題

オンライン会議ツールの普及などにより、人と直接会わなくても気軽にコミュニケーションを取れるようになりました。しかし、微妙なニュアンスがつかめないので、重要なことは、直接会って話さなければならないと思う方も多いでしょう。

とはいえ、オンラインでも直接の対面でも、コミュニケーションに関する課題は尽きません。肝心なことがうまく伝えられなかった、あるいは相手の同意を得ることに失敗した経験はないでしょうか。なにげない会話であれば問題はなくても、重要な会話ほど、相手にうまく伝えるのは難しくなります。特に、以下の3つの要素が含まれる会話は、予想外の結果になりがちです。

  • 反対意見がある
  • 強い感情にとらわれる
  • 重要な結果を伴う

「なんで分かってくれないのか!」「それでうまくいくはずがない!」「もうこれ以上は話したくない!」――私たちは、説得しようとして必要以上に強く言ってしまったり、分かってもらえないいらだちから、その場を離れて後悔やわだかまりを残したりします。

会話のすれ違いが効果的な組織運営の妨げに

一つ一つは会話の場面かもしれませんが、積み重なると「あの人と話すのに少し構えてしまう」などと、人間関係にも影響します。また、組織の上司と部下などが、「言っても結局伝わらない。ここは黙っておこう」と考えるようになると、組織としての迅速で効果的な意思決定の妨げになります。

今後の成り行きを決めるような重要な場面の会話で、前述の3つの要素が存在する場合、一般的に私たちは、自分自身の考え方や受け取り方について話そうとします。「こうあるべきだ」「そうじゃない」など、自分が考えていることや受け取っていることを相手に理解してもらおうとしますが、ものごとの受け取り方は人それぞれ異なり、そこからすれ違いに発展します。

また、諍いのような状況から抜け出すために、すぐに解決策について話したくなる傾向もあります。一見前向きな行動に思えますが、目の前の状況に対する認識がすれ違ったまま話を進めようとしても、お互いが満足する解決策の合意にはなかなか至らないでしょう。

目の前の状況を頭では分かっているつもりでも、「以前も似たようなことがあった」などと、その状況にとどまらない感情も思い出し、冷静に話すのが難しくなるかもしれません。今ある事実を脚色して受け取ったり、互いにヒートアップして、「戦闘」のようになってしまうこともあります。それが些細な会話でも、うまく導けるかどうかは、多くの要素が関わります。

新たな研修プログラム「クルーシャル・カンバセーション」

傾聴やアサーションのような「スキル」は大事ですが、実際の状況で使えるようになるまでには訓練が必要です。ラーニング・マスターズが新たに導入した研修プログラム「クルーシャル・カンバセーション」では、実際の対話の場面をイメージできる最新の映像教材を豊富に使いながら、これまでとはひと味違う研修を堪能できます。重要な場面の会話をうまく進める要素を、ただの「スキル」ではなく対話の「場面」として扱い、すぐに実践できるようなプログラムになっています。

多くのグローバル企業に高く評価され、300万人以上が受講しているこの研修プログラムの、国内初となる公開講座を7月に開催します。ぜひご参加ください。

近藤 克明

ページの先頭へ