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心理的安全性の高い組織になるために
向き合うべきポイント

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個人のコミュニケーションを振り返る

あらためてスポットが当たる「心理的安全性」

皆さんは、自分の考えていることや感じていることを、どれだけ誰かに話せているでしょうか。また、周囲の人の考えていることや感じていることを、どれだけ聴けているでしょうか。

この「話す」と「聴く」に、あらためてスポットが当たっています。それを表す1つが、「心理的安全性」という言葉です。この言葉は、エイミー・エドモンドソン教授が1999年に提唱したものです。

そもそもは、「チームの心理的安全性」という言葉で、〈率直に自分の意見を伝えても、他のメンバーがそれを拒絶したり、攻撃したり、恥ずかしいことだと感じたりして、対人関係を悪くさせる心配をしなくてもよい〉という信念が、チームで共有された状態を意味します。

20年以上経った現在、この「心理的安全性」を多くの書籍やセミナーなどがテーマに掲げ、また、多くの人がその単語で検索をしているようです。すなわち、多くの組織やチームで心理的安全性を必要としているが、そうなっていないのが実状だと推測できます。

おそらく、組織のほとんど誰しもが、雰囲気の良い職場で働きたいと思っているでしょう。ではなぜ、皆が「良い職場」で働きたいと願うのに、その場が「良い職場」にはならないのでしょうか。

良い職場にするために向き合うべきポイント

この課題を解決するために、まず「どうやって話せば伝わるか?」「どうやって聴くか?」といった「やり方」(スキル)を考えるかもしれません。良いやり方を求め、そのスキルを学ぶ研修を実施するのは、シンプルな解決法です。しかし、スキルを学び、より良いやり方を知ったとしても、多くの職場では、おそらく変化が起こりません。

例えば、「言わなくても、分かっているよね?」といった暗黙の了解を前提にする感覚がある職場だと、受講者がいくら話すスキルや聴くスキルを学んでも、実際にそのスキルが使われることはないでしょう。良い職場にするために向き合うべきポイントは、実はここにあります。メンバーの考え方や感じ方がそれぞれ異なる場で、チームや個人の「当たり前」や「常識」といった認識に囚われずに、「話す」「聴く」をしていく必要があります。

8月に開催する無料セミナーでは、組織やチームでの「心理的安全性」の実現のためのヒントを、実際の教育研修プログラムでお伝えする情報を交えて紹介します。ぜひご参加をお待ちしています。

林 健太郎

 参考:組織の「心理的安全性」構築への道筋(山口裕幸 2020)

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