2012年度新入社員導入研修

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今年も多くの企業で新入社員導入研修を実施しました。東日本大震災後の、日本が大変な時期に就職活動をし、入社してきた新入社員の皆さまが、どのような意識を持ち、仕事に向かおうとしているのか、期待を持ち研修に臨んで参りました。全体の研修を通して感じた点を、3点お伝えしたいと思います。

■ グローバル化

1つの変化としては、採用のグローバル化が一段と進んだなという印象を持ちました。全体に占める海外の方の割合も増えましたし、国内採用・海外採用を問わず、まったく同様のプログラムを実施する企業も、増えたように感じます。海外の方が問題なく、日本語のプログラムを理解し、コミュニケーションもスムーズにとられており、その対応力には驚かされました。
このように、入社時から当たり前に、いろいろな国の同期とコミュニケーションをとることで、「グローバル」が特別なことではなくなっていくのではないでしょうか。

■ コミュニケーション力

以前からよく課題となっていますが、新入社員同士のコミュニケーションは、問題がなかったように感じます。いい意味でも悪い意味でも、「カドが立たない」コミュニケーションがとれるという感じでしょうか。あまり自己主張はしないなという印象です。一方、皆さん、「上司とのコミュニケーション」には不安を感じている様子ですが、お話を聞くと、具体的に「どのようなシチュエーション」で「どんなコミュニケーション」が求められるのかのイメージが持てていないようです。仕事が未経験なので、仕方がないとも言えますが、これまで、親や教師とも友達感覚で付き合うことが多くなってきた中で、「世代の違う上司との関わり=想定外の出来事」に対応する準備、また「おそらく戸惑うであろう自分自身」への準備や心構えをしておくことも、必要になりそうですね。

■ 話を整理して伝える力

グループワーク後の発表など、メンバーの意見をまとめ、発表する力は、個人差はあるものの高いと感じました。しかしながら、その内容はかならずしも深いとは言えません。急な質問や、「これについてはどう思う?」「どう感じる?」などの質問への対応力には、心配な点があります。正解を答えることも大切ですが、疑問を持つことや自分としての考えなど、「もう1つ深く考える」ことも、これからより求められるのではないでしょうか。

新入社員についてまとめてみましたが、「グローバル」「コミュニケーション力」「伝達力」など、結局、今のビジネスパーソンすべてに通ずることのようにも感じます。いずれにしても、新人の皆さんのがんばりが起爆剤になり、各企業に良い影響を及ぼすことを期待しております。
新入社員の皆さん、がんばってください!

竹内 成司

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