実践のための研修インストラクション
実践してこそのビジネススキル
当社の特徴の1つに、営業職やマネジャー職と、インストラクター職を職種として分けていないことが挙げられます。インストラクターとして研修を行う社員も、営業としてお客さまを訪問する毎日を送っています。
このことで、お客さまから「忙しそうで大変ですね」とお気遣いの言葉をいただくことがあります。片方の業務に専念するよりも、業務の幅が広がり、多忙になりやすいのは事実です。では、なぜ当社はこのスタイルを続けているのか？ それは、「実践してこそのビジネススキル」ということを大事にしたいと考えているからです。
学んだことを実践できる研修を目指して
研修で学んだことを実践する難しさは、研修を受講したことがある人は、よくご存じかと思います。原因の１つに、新しいスキルややり方を学んでも、やり慣れた従来の方法で進めようとする、人の習慣があります。これは、どんなに新しいスキルや、新しいやり方が望ましいと分かっていても、ときに起こることです。
どうすれば、研修の効果を高めることができるでしょう。そこで当社が採用しているのが「職種を分けない」です。理由とそのメリットは以下の3点になります。
- 1. スキルの実践者が研修を実施するため、「具体的に、日々の業務にどう活かすか」を意識した研修を提供できる。
- 2. スキルを実践するうえで、困難な点なども理解しているため、フォローアップも対応できる。
- 3. 研修の企画から実施まで、同じ担当者が仕事を進めるため、企画の意図を齟齬なく研修実施につなげることができる。
さて、ここまで偉そうなことを言ってまいりましたが、実際にはスキルをすべて実践できているとは言いがたく、日々チャレンジしていると言った方が正しいかもしれません。これからも、受講者の皆さんにとって価値ある研修ができるように、日々の実践とインストラクションの、どちらも大切にしていきたいと考えております。
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