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ネットワーク活用でサードプレイスをつくる

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新たなつながりを広げるネットワーク

「サードプレイス」をつくる

皆さんは、どのような「サードプレイス」をお持ちですか? 今回この言葉が出てきた理由は、私がときどき参加している研究会に、「イノベーション研究会」というものがあり、そこで「サードプレイス」という言葉が出てきたことに端を発します。

ファーストプレイスは自宅、セカンドプレイスは職場、そして自宅や会社ではない場所が「サードプレイス」ということだそうです。

「イノベーション研究会」の概要を簡単に説明しますと、イノベーションに関して、①テクノロジー・イノベーション、②ビジネスモデル&プロセス・イノベーション、③ヒューマン・イノベーションの、3つの観点から、定期的に研究会を開催しています。みなさんまじめに、でも気楽に参加して、発表や討議をしています。(代表:関西学院大学経営戦略研究科 玉田俊平太教授)

今あるネットワークをさらに広げて

前回参加した際に、ある参加者から「ここに参加されている人はアンテナも高く、自らサードプレイスを持って参加されている人ばかりですので…」という発言を聞いて、「そうか、サードプレイスって言うんだなこういうのって」と、恥ずかしながら思ったわけです。やはり自ら縛りをかけて、普段とは違うところに参加するのは、刺激にもなり良いものです。

私にとってのサードプレイスを考えてみたところ、今はこのイノベーション研究会と、IBAカフェ(ワールドカフェ)くらいでした。数が多ければ良いというものではないでしょうが、この2つは関西学院の大学院のつながりでできているので、違うソースのサードプレイスもあった方がいいのではないかとも思っています。

上記2つの集まりも、人から紹介してもらっているもので、つまるところ、今のネットワークから広げていくのが現実的、得策と考えています。どんな人たちが来ていたか、あらためて考えると、いろいろな業界や経験を持っている人が集まっています。そのネットワークをうまく活用して、今年は新たなサードプレイスをつくることを1つの目標にしたいと思います。

先日、大学時代の知り合いと25年ぶりにメールでやりとりする機会がありました。そのようなつながりをきっかけに、さらにネットワークが広がるかもしれません。「プレイス」ではありませんが、昨年からブログなるものも始め、そちらでも、また新たなつながりができてきました。45歳を超えると、個人の能力にも何か限界を感じます。まわりの人と仲良く、そして力を借りて過ごしていきたいと思う2012年の初頭でした。

近藤 克明

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