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2018年2月16日実施 社内講師向け勉強会

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第6回 インストラクター・ミーティングのご報告

当社のプログラムを社内で実施していただいているインストラクター(※)へのサポートとして、「第6回 インストラクター・ミーティング」を、2018年2月16日(金)に実施しました。

ミーティングの主旨は、社内で孤立無援になりがちなインストラクターの皆さまに、学習と研鑽の機会を提供するとともに、異業種他社にいる同じ立場の皆さんをつなぐことで、ノウハウの共有や、スキルの研鑽を図ろうというものです。

コーピング

今回は、研修登壇前の緊張管理に役立つ「コーピング」をご紹介しました。コーピングとは、緊張管理も含めた「ストレスへの対処行動」のことです。

インストラクターの緊張は、「上手にやらなければならない」という思い込みが強い場合や、実施する研修そのものに自信が持てない場合に生じます。また、事前準備をしっかり行い、研修内容に対する不安を解消したとしても、「参加者から答えにくい質問がきたらどうしよう」などと、開始直前に急に不安になり、緊張することもあるでしょう。

このようなときに平常心を取り戻すために、コーピングは大変役に立ちます。ミーティングでは、コーピングの概要やストレスパターンの自己診断、ストレス(緊張)への具体的な対処法と、フィジカル面からのアプローチとして、自律神経に影響を与えるストレッチや、深呼吸なども紹介しました。

インストラクション品質の調査結果

ミーティングの後半では、ラーニング・マスターズが目指している「日本トップレベルのインストラクション品質」に関する調査結果をお伝えしました。調査は、当社インストラクターへの評価と、毎年数多くのインストラクションをこなすトップレベルの方々(10名ほど)へのインタビューです。

当社インストラクターへの評価は、おかげさまで良いスコアを頂きました。また、トップレベルの方々へのインタビュー結果では、ほとんどの方が「研修内容を体現化していて、感化力(説得力)を持つことが、インストラクションを行ううえで、極めて重要だ」との認識を持っていることが分かりました。(調査の詳細は、後日、当サイトに掲載する予定です)

第7回インストラクター・ミーティングは、2018年8月24日を予定しています。引き続き、インストラクターの皆さまに役立つ情報提供を、継続してまいります。

奥野 幸治

(※)「当社のプログラムを社内で実施していただいているインストラクター」について。
当社が提供している研修プログラムには、お客さまの社内講師により展開が可能なプログラムがいくつかあります。当社講師による出張研修にくらべ、講師費用が軽減できること、開催日程の設定がしやすい、双方向型研修(ラーニング・スタイル研修)の講師を担当するので、インストラクション・スキルが向上することなどの点でメリットがあります。「インストラクター・ミーティング」は、各社講師へのフォローとして、担当プログラムに関する情報、インストラクション・スキルに関する情報などを提供・共有する機会として、2015年から実施しています。

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