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2017年9月1日実施 社内講師向け勉強会

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第5回 インストラクター・ミーティングのご報告

研修実施前の準備のコツ

当社のプログラムを実施いただいているインストラクター(※1)へのサポートとして、「インストラクター・ミーティング」を2017年9月1日に実施いたしました。

今回は、「研修実施前の準備のコツ」について、ラーニング・マスターズ取締役インストラクション部長 雑賀日出夫より、基調講演行いました。雑賀は、当社パフォーマンス・コンサルタントの中で、常に高い評価を取る“ポイントゲッター”です。慣れているプログラムはもちろん、初めて登壇するプログラムでも、好評価をいただきます。その雑賀が、一体どのような準備を行っているのか、その秘密を披露しました。

講演では、細部に渡る具体的かつ徹底的な準備ノウハウが語られ、参加したインストラクターの皆さんから感嘆の声もあがりました。特に関心の高かった点を、実際のコメントでお伝えします。

※1 「当社のプログラムを実施いただいているインストラクター」について

ラーニング・マスターズでは、お客さま社内のご担当者が講師となり、当社設計の教育研修プログラムを実施いただくためのサポートを行っています。「インストラクター・ミーティング」は、各社講師のフォローとして、担当プログラムに関する情報、インストラクション・スキルに関する情報などを提供・共有する機会として、2015年から実施しています。

ラーニング・マスターズのライセンス契約は、理論に基づき設計された研修プログラムが使用できること、外部講師料などのコストダウン、双方向型研修(ラーニング・スタイル研修)の講師を担当するので、インストラクション・スキルが向上するなどのメリットがあります。

ラーニング・マスターズのライセンス契約

1. インストラクション・ガイドの色分けについて

準備としてコースの進め方を理解する際に、インストラクション・ガイド上の内容と指示を色分けする方法をお伝えしました。

実際の分類と色分けの例

  • 参加者への質問:ピンク
  • 映像を流す:グリーン
  • 板書:水色
  • 要点:イエロー
  • キーワード:オレンジ
  • 準備すること、しっかり準備すればOK!と気持ちを切り替えることが大事だと気づいた。準備の段階でできていないのはスピードトーク。カラーペンでの分類は、頭の整理につながりそうなので取り入れたい。まず蛍光ペンを買うところから。
  • 蛍光ペンは非常によい。腹オチした。コースガイド通りではなく、受講者に合わせて都度アレンジしている点は自分のやり方に自信が持てた。
  • 気づきは、色分け。雑賀さんが研修準備に関する本を書いたら売れると思う。

2. 研修前の準備について

  • 準備のとき、関連資料を1つの場所にまとめる点が参考になった。一元的に整理された形が必要で、前後関係も整理整頓する必要を感じた。研修受講者の立場を考えている。受講者が問題解決できるような準備が大切。改めて気づかされた。
  • 準備の大切さを痛感。自分の考えているレベルを遙かに超えている。準備、特にリハーサルがしっかりできていないと「つなぎ」が曖昧になる。
  • 自分とのレベルの違いに愕然とした。皆から尊敬されている人にもかかわらず、徹底している。話を聞けば聞くほど、そこまでやらないと受講生に伝わらないのだと感じた。気を引き締めたい。製品教育とヒューマンスキルは全くレベルが違うので。
  • 受講者の情報を奥深くまで調べていなかった。受講者が置かれている環境やトレンドを確認し、研修内容との整合性を取ることが大事。カラーペンは、自分なりの法則を決め、(色の)種類別に整理していくことが大事なのだと思った。

引き続き、講師の皆さんに役立つ情報提供を継続していきます。第6回の開催は、2018年2月を予定しています。

奥野 幸治

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