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研修の企画で持つべき大切な視点

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会社の10年先をにらんだ研修企画を

まずは現場インタビュー

企業研修の企画はどのように行うのか? 多くの教育研修担当者が直面する疑問です。

経営陣からの指示、部門長からの依頼、現場からの課題感――教育研修担当者はどの声を優先して企画すべきでしょうか。基本的には、会社の10年先をにらんだうえで、各部門の依頼に基づき、現状や過去からの経緯をふまえ、現場の実態を見ながら企画をする必要があります。難しいですね。

研修の企画に欠かせない重要事項は、現場インタビューです。研修の対象者が属する現場の状況を知り、対象者の実態を把握することで、おのずと問題点や課題が見えてきます。しかし、現場の課題だけで企画をするのは早計です。

現場インタビューなどを行い、そこで見えてくるニーズから企画すれば、研修の満足度は当然高いものになるでしょう。しかし、それは対症療法にしかなりません。ニーズだけで企画を行うと、10年経っても一貫性のない「その場限り」の研修となってしまいます。こういった失敗は、実はよくある話です。

人材戦略に基づく“人財育成”が企業の未来をつくる

研修の企画は、現状と望ましい姿のギャップを明確化することから始まります。現場の状況を知る「現状把握」はまだその半分が過ぎた段階であり、そこから望ましい姿を描くことでようやく、実際に取り組むべき「課題」を考えることができます。

では、望ましい姿はどこにあるのでしょう。それこそが企業の人材戦略であり、目指すべき人材ビジョンです。一般に、経営者は3年先、5年先を見ますが、教育研修担当者はそれよりもはるか先、10年単位での視野が必要です。

よくできる経営者は、もっと長い100年先などのスパンで見ます。そして、人材が最も重要であることを知っています。あなたの会社に人材戦略はありますか? ないのであれば、経営陣を巻き込んで作り上げなければなりません。

どのような人材が必要なのか、その理由は何か、人材戦略に基づいた“人財育成”は、教育研修担当者が経営陣と直接話し合ってコミットするべき重要な部分です。

企業は、人が集まって価値を出すことが求められます。その価値を高め、不動のものにするために、組織を構成する「人」の育成が必要です。人材開発は、企業の未来を担う“人づくり”であり、すなわち未来の“企業づくり”となります。他社の模倣をしたり、時代のトレンドを追いかけたりするのではなく、企業の未来を見据えながら、確固たる志を掲げて取り組んでいくべき課題です。

研修企画を進めるには

現場インタビューで課題が見えたとして、実際に研修の企画を進めるにはどうするべきか。受講者の役に立つ研修を企画するには、理論に基づいた根拠のある研修の組み立てが重要です。それについては、当ウェブサイトで「初めて教育研修担当になった方へ」と題して、教育研修担当者の業務や実際の研修企画など、担当者が抱える課題の解決をサポートする特集ページを掲載しています。このたび、より教育研修担当者の皆さまのお役に立てるよう、ページのリニューアルを行いました。ぜひご一読ください。

初めて教育研修担当になった方へ

奥野 幸治

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