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在宅勤務で管理者として求められる対応

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変化する環境へのストレスに管理者として対応する

新型コロナウイルス感染症対策として、在宅勤務を実施している企業が急激に増加しました。当社もその1つです。その状況や今後の課題をまとめて、在宅勤務についてのコラムにしようとしたところ、管理者に求められることも見えてきました。

在宅勤務の現状

まずは在宅勤務についての感想や意見をまとめたものです。報道やSNSなど、さまざまなところで見るコメントと大きな違いはありませんでした。業種や実際に行う業務が異なっていても、人の感じ方は似たものになるようです。

仕事について

  • 自分のペースで仕事が進められる。資料をじっくり読むなど、集中できる。
  • ON・OFFの切り替えが難しい。
  • メールやチャットで連絡をするタイミング、書き方に気を遣う。

環境について

  • 机、椅子が良くないと腰を痛める。
  • 通勤による負担が減る。時間を有効に使える。
  • 運動不足になる。

在宅勤務で今後どこを改善すべきか

  • 稟議や印鑑など、紙ベースとなる業務処理への見直し。
  • オンラインコミュニケーションツールの利用、また業務指示・成果をどう見るかなど、新たなルールづくり。
  • 業務を行う自宅の光熱費負担やインターネット環境などの改善。

机や椅子といった作業環境は、自宅での日常生活ではあまり意識しませんが、業務を行う時間は常にストレスを感じることになりますから、非常に大事な部分です。

在宅勤務を管理者として行う

管理者には、ただ「自宅で業務を行う」だけではない部下のマネジメントがあります。

在宅勤務下の管理者として

  • 業務の進捗も重要だが、モチベーションの維持やメンタル面への配慮が必要。

環境の変化によるストレスは気になるところですが、同じように管理者から興味深いコメントがありました。

違う部下から同じ内容のメールが送られてきた場合、その内容の判断とアドバイスには、それぞれの部下をこれまでどのように見ていたかが現れる。そういった「バイアス」のようなものに、当人たちが身近にいない現在、気がつくことがある。
部下の報告の仕方や内容、そして上司がそれをどう受け取って対応するか、それぞれ本質的なものが在宅勤務で露わになると感じる。

情報の捉え方や、判断をする際にどこを重視するのかなど、人それぞれ個人差があります。素早いレスポンスにまず安心する人もいれば、スピードより正確な事実を何よりも重要視する人もいます。

現在は、環境の変化に伴う情報の質や量の変化、そして自分たちを取り巻く状況への不安など、ストレスがかかった状況です。より自分が重要視するものを求める傾向があり、先のコメントにある「本質的なもの」が出やすくなるのではないでしょうか。

管理者として、業務の進捗管理も重要ですが、モチベーションの維持やメンタル面への配慮がますます必要となっています。自らも変化に向き合いながら、それぞれの部下にどのように対応すればよいのかも在宅勤務での重要なポイントです。

以前とまったく同じ環境に戻るかどうかは難しいところですが、現在必要なのは、戻らずに変化が続いていく場合を考えることだと思います。これまでの自分を変わらずに保持して、変化した環境にストレスを感じながら過ごすのか、それとも、変化に向き合っていくのか。目先の業務だけではない「対応」が求められます。

近藤 克明

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