高い視点で遠くを見渡す

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夢の実現は現実を見ることから始めよう 第6回

前回までに、次のことを見てきました。

  • 現実を把握するための「Inbox」
  • 確実に前進するための「これならできる行動」
  • 優先順位を決めるための自分にとって「優先すべきこと」
  • 変化する状況に合わせて整える「お膳立て」

これらを日常に取り入れることによって、変化し続ける状況の中でも夢の実現に向けて進み、かつ、それ以外に起こるさまざまなことにも対応していくことができます。そして、その途中で迷わないためには、今の状況に対応するだけでなく、全体が見渡せるような高いところからの視点も必要です。

どの高さから全体を見るか?

では、どのくらい高いところから、その全体を見渡せばいいでしょうか。

答えは、地平線が見えるところまでと言えるでしょう。言い換えれば、自分が見える最大限のところまでということになります。

前回、森の中を進む際には、身の回りの状況を把握して、高い視点から眺め、道に迷わないようにする必要があると書きました。道に迷わないという観点からすると、最大限遠くまで見通せた方がいいわけです。ただし、遠くさえ見えればいいということではありません。例えば、高い視点からだけでは、木々の葉が生い茂るあたりで倒木が道をふさいでいることには気づけません。つまり、中間点から見える様子も把握する必要があるわけです。

時間軸で全体を見る

このように考えると、効率よく安全に進むためには、地面の視点から、中間点、そして、できるだけ遠くが見渡せる視点まで、くまなく様子を把握できる方がいいことになります。これを日常に置き換えると、時間軸と考えることもできます。短期的な視点や、3~5年先の視点も必要ですし、地平線まで見える視点は、変わらない自分自身の価値観と捉えてもいいと思います。

この連載では「夢の実現」をテーマにしていますが、その夢が短期的なものなのか、数年先のことなのか、自分自身の価値観を具現化するものなのか、見る視点によって夢の内容も変わってくるでしょう。

夢を見る前に

最後になりますが、夢を考えることと身の回りの状況を把握すること、どちらを先にすべきでしょうか。これは、身の回りの状況を把握することからです。進みたい方向があっても、足もとの状況が分からなければ、どう進めばいいか分かりません。

森の話に戻って言えば、目を閉じたまま前に踏み出すようなものです。1歩先が岩だらけなのか、ぬかるみで滑りやすいのか、落ち葉が深く積もっているのか。それが分からなければ、歩き出すのをためらってしまうのではないでしょうか。

足もとの状況を把握して整理できていればこそ、安心して前に進むことができ、高い視点で考える余裕につながっていく、つまり、「夢の実現は“足もとの”現実を見ることから始めよう」となるわけです。

近藤 克明

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今回の連載コラムはいかがでしたでしょうか。当社の教育研修プログラムである「GTD® Getting Things Done® ストレスフリーの仕事術」を取り入れることで、夢と現実をつなげる話として、連載を開始しました。現実を把握するための「Inbox」から、今回までの流れは、すべてGTD®の考え方に基づいています。

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