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あなたにとって優先すべきことは?

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夢の実現は現実を見ることから始めよう 第4回

今回は前回の予告どおり、優先順位について話を進めます。

「Inbox」に集めたことを、「これならできる」と思える行動に落とし込んでみると、その行動(やること)の数の多さに気づくでしょう。「こんなにできない、無理」と感じて、「できる」はずのことですら手をつけられないかもしれません。

そこで重要なのが、優先順位です。

やるべきことの優先順位を考える2つのポイント

優先順位を考える際のポイントは2つです。

1. すべてのやること、やりたいことが把握できている

すべてのやること、やりたいことが、「これならできる行動」になっていて、自分自身が何をするかを、具体的に把握できている状態です。逆に、すべてのやること、やりたいことが明確にできていない状況、つまり、本来優先すべきことが漏れている可能性がある状況での優先順位づけは意味がないでしょう。

2. 自分にとって優先すべきことは何かが明確になっている

急ぎの電話やメール、提出期限が迫っている資料作成など、たしかに優先すべきこともあるでしょう。しかし、忙しい日々から一歩離れて、少し高い視点に立って見渡してみてください。本当にそれが、自分にとって優先すべきことでしょうか?

やることがたくさんあって、それをどうやったら効率よく進めることができるかは普段考えていますが、自分にとって何を優先すべきかについては、あまり明確になっていないことが多いようです。

自分にとって優先すべきことをどのように明確にするのか?

では、自分にとって優先すべきことを明確にするには、どのようにしたらいいのでしょうか?

仮に、「1ヵ月後に、1週間という時間と100万円を自由に使っていいよ」と言われたら、何をしますか? 「旅行に行く」「ずっとやろうと思っていた○○をする」と、すぐに答えが出る人も、「うーん、何をしようかな…」と悩む人もいるでしょう。仕事のことを考える必要はありませんが、もちろん、「自分にとって仕事は最優先だから、1週間と100万円を仕事にすべて費やす」でもいいのです。

例えば「旅行」という答えが出てきたら、「なぜ旅行に行きたいのか?」と、「なぜ?」を繰り返してみてください。その答えは「新しい経験」かもしれませんし、「リフレッシュ」や「心の健康」かもしれません。また、「仕事の重要プロジェクトを進める」という答えが出てきたのであれば、同じように「なぜ?」を繰り返してみてください。「プロジェクトマネジャーとしての職責」や「△△分野でのキャリアを積むため」といった答えが出てくるかもしれません。

そうして出てきた答えが、自分にとって優先すべきことになります。

本当にやるかどうか

「こんなにできない、無理」と感じる多くの「これならできる行動」を、自分にとって優先すべきことと照らし合わせ、本当にやるかどうかを考えます。優先すべきでないことや、できないことは「今はやらない」と決めたり、ほかの人に依頼すると決めたりするわけです。なんとなく放置したまま、やらないことを決めないでいると、できないと思いながらも、結局はすべてをやらなければならなくなります。

このように、ステップを追って考えると気づくのですが、実は、私たちは、自分が思っているほど多くのことはできないのです。やらなければならないという強迫観念に追い込まれても、結果としてできなかったとすれば、そもそも、それはやらなくても大丈夫なものだったのだという見方もできます。

今回は足もとの現実に対する優先順位の話をしましたが、次回は夢の実現に近づくための話をします。

近藤 克明

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