GTD®で主体的な行動を

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主体的な行動をするためには?

人や組織の課題についてお客さまとお話する際、よく出てくるテーマに『主体的な行動』があります。とても奥深く、難しいテーマだと感じています。

もし上司から、「もっと主体的に行動をしなさい」と言われたら、どう受け取るでしょうか? おそらく、”言われなくても動く”、”積極的に行動する”、などを思い浮かべる方が多いことと思います。

『主体性』、『実行力』は、経済産業省が提唱する社会人基礎力にも必要な能力として挙げられていますが、そもそも、会社組織における主体的な行動は、なぜ課題になるのでしょうか?

■なぜ主体的な行動が必要か?

さまざまな要因があると思いますが、会社から課せられた仕事を、課せられたとおりに行うだけでは、組織全体の仕事が円滑に進まないどころか、変化に対応できないからだろうと、私は考えています。

この背景には、ITの発達による意思決定のスピードアップや膨大な情報量、雇用形態の多様化など、仕事環境がこれまで以上に早く変化していることが、一因としてあるのでしょう。社員が決められたことだけをやっていると、組織は変化する市場に迅速かつ柔軟に対応できないのです。

■主体的な行動ができない理由は?

・なぜ行動するのか?
・何を行動するのか? 
・いつ行動するのか?
・どのように行動するのか?

これらが明確でない場合は、自ら考えることができず、行動もできないでしょう。

ラーニング・マスターズの研修では、自ら考え、行動できるようにするために、組織における自分の役割は何か? 存在意義は何か? 組織に貢献できることは何か? などについて、考える時間を取ることがあります。このとき、参加者からは、「自分の組織での立ち位置が分かった」「今後は主体的に行動しようと思う」という声が多く出てきますので、企画側としてはひと安心です。

しかし、本当の問題はその後です。職場に戻った方々は、「わかっちゃいるけど、できない」という状況に陥ることが圧倒的に多く、このときによく言われるできない理由は、「忙しいから、考える時間がない」。

私はこの理由に少々疑問を抱いています。「考える時間がない」というのは、できない理由として、少し焦点が違うのではないかと思うのです。

アイデアがパッと浮かんだり、解決の糸口を思いついたりするのに、時間は重要ではないはずです。極端な話、今この瞬間でもアイデアは出てくるかもしれません。ですから、主体的に考えられない本当の理由は、「時間がない」ではなく、他に考えるべきことや、気になることが多くあり過ぎて、「頭の中に余裕がない」からなのではないでしょうか。

もし、忙しいときでも、頭の中に余裕を作ることができれば、自ら考えることができ、結果的に、主体的な行動へつながりやすくなるのかもしれない、と考えています。

日常の忙しさを軽減することは難しいでしょうから、せめて自分の頭の中には余裕を持っておきたいものです。『頭の中に余裕を作ること』については、Getting Things Done®が役に立ちます。

余裕ができたら、本当に主体的な行動がしやすくなるのか、自分自身で実験をしていますので、またあらためて結果をお伝えしようと思います。

 

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