2010年度新入社員導入研修

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2010年度の新人教育がスタートしました。

今春卒業の大学生の就職内定率は約8割程度、平均内定率は「1.73社」と言われています。つまりは、多くの新入社員が1社からの内定だったということです。

そのような厳しい就職活動を乗り切ってきたこともあってか、例年以上に意識の高い人が多いように感じています。時代背景から「安定志向」とも言われていますが、実際に話をしてみると「こんなことがやりたい」というものをしっかり持っている新入社員もすくなくありませんでした。

現場で新入社員を迎える皆さんとしては、1日も早く「戦力」になることを期待し、またある意味「手の掛からない=しっかり育成できている」状態で配属してほしいという声もあると聞きます。厳しい環境もあり、手取り足取り指導している余裕がないということは、本音でもあると思います。しかしながら、「ETC型」と言われる今年の新入社員には、少し時間をかけて(甘やかしではなく)丁寧な指導や育成が必要かとも思います。

研修中にも、「スピードについていけるか」「人間関係が不安」といった声が数多く出ていました。人の成長にはプロセスがあります。これから社会人生活をスタートさせる新入社員が、まずは「失敗を恐れず」、自ら「チャレンジ」できる環境づくりが大切かと感じます。そんな余裕があるかという声も聞こえてきそうですが、「それぐらいの余裕」は持ちたいものです。

これから新人教育の第2弾が始まります。少し慣れ、また疲れ始めている新入社員の皆さんに、良い刺激が与えられるようがんばりたいと思います。

竹内 成司

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