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チームワークの創出と維持に欠かせないスキルと自己管理

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入社3年目だからこそ
- あらためて考える「社会人基礎力」 第3回

社会人基礎力は、仕事をするうえで必要な力である12の能力要素を、3つにまとめています。前回の「前に踏み出す力」と「考え抜く力」に続いて、後半の今回は、「チームで働く力」について、特に重要視すべきポイントを見ていきます。

3.「チームで働く力(チームワーク)」の能力要素

  • 発信力:自分の意見をわかりやすく伝える力
  • 傾聴力:相手の意見を丁寧に聴く力
  • 柔軟性:意見の違いや立場の違いを理解する力
  • 情況把握力:自分と周囲の人々や物事との関係性を理解する力
  • 規律性:社会のルールや人との約束を守る力
  • ストレスコントロール力:ストレスの発生源に対応する力

多様な6つの能力要素ですが、チームワークの創出と維持にはそれぞれ欠かせない要素です。

スキルとして習得しやすい「発信力」と「傾聴力」

「発信力」と「傾聴力」は、トレーニングをすることでスキルとして身につけやすい能力です。そのため、教育研修のテーマとしては“定番”でもあります。「分かりやすく伝える方法」や、「意見を丁寧に聴く方法」は、身につけている人とそうでない人との差が顕著に現れます。

先輩や上司とのコミュニケーションはもちろん、後輩指導などにも欠かせないスキルになります。また、メールや提案書、プレゼンテーションや商談など、「伝える」「聴く」といった能力は実際の“会話”にとどまりません。第1回のコラムで、社会人基礎力の能力要素についての自己評価をご紹介しましたが、この2つの要素が「弱み」だと感じた方は、ぜひスキルを学んでください。

「ストレスコントロール」とは自己管理

ストレスコントロール力は、社会人基礎力では「ストレスの発生源に対応する力」と定義されていますが、対応とは、ストレスの発生源を“消し去る”といった意味ではなく、コントロール、すなわち“自己管理”する能力になります。行動例では、「ストレスを感じることがあっても、成長の機会だとポジティブに捉えて肩の力を抜いて対応する」と紹介されています。

ストレスコントロールの手法は多様ですが、どれもストレスの発生源に対する自分の見方や受け取り方、そして自己対話を変えることで、コントロール力を身につけようという考え方が根底にあります。実際の方法は、「レジリエンス」「コーピング」「マインドフルネス」「リフレーミング」といったテーマの書籍や研修で学ぶことができます。ここでは、代表的な「レジリエンス」についてご紹介します。

レジリエンスとは、ストレスという圧力を“跳ね返す”力です。回復力や復元力とも訳されますが、ストレスという力で“折れる”ことなく、上手に付き合っていくための力です。レジリエンスを高めることで、ストレスに直面しても、集中力や生産性を保ちながら対応できるようになります。

社会人基礎力を見直す

3回に分けて、社会人基礎力の12の要素と、その中でも特に重要視すべきポイントについて見てきました。入社3年目というのは、モチベーションが揺れ動き、ともすれば自分の進む方向性を見失いがちな時期でもあります。あらためて社会人基礎力を見直すことで、成長への糸口を見つけていきましょう。

和栗 章

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